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Bushcraft946

道東 釧路町で森遊びとか、道具の紹介とか…

「常用持ち出し袋」を作る

憧れの川口拓さんの著書である「都市型災害を生き延びるサバイバルプラン」を読み、自分なりの「常用持ち出し袋」を作ってみた。

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左上から「タイラップ」「布ガムテープを巻いたもの」「LEDライト」

2段目左から「ドラック」「ナイフ」「寝袋タイプのレスキューシート」「着火に必要なもの」

3段目左から「ポーチ」「浄水器」となっている。

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収納時はこんな感じ。

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持ち歩くのはこのふたつのみ!

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今回、教科書とさせていただいた文献です。

著書の中で「命の五要素と優先順位」が示されており、なければ生き延びられないタイムリミット(要素の後ろの時間がタイムリミット)が短いものほど優先順位が高い。
1.「空気」:3分
2.「シェルター(体温保持)」:3時間
3.「水」:3日
4.「火」:?
5.「食料」:3週間


釧路地方は過去に大きな地震が2回あり、昨年はブラックアウトを経験し、自分の地域は2日半停電状態が続いた。
自宅はオール電化のため電気がないことでの影響はものすごくでかい!
パッと思う浮かぶだけでも、暖を取れない、明かりがない、お湯がない、冷蔵庫の中の食べ物が腐るなどなど真剣に考えるともっと出てくるだろう。
しかし大きなメリットもある。
それはボイラーに460リットルの水が常に備蓄され、断水となってもこの水は有効に活用できる。

そう考えた時、自分の「常用持ち出し袋」に何を揃えるかが、ちょっと見えてきた。
電気がないことで困ることは「火」があれば補えることが可能であるということだ。
暖をとれ、明るさも得られ、お湯を沸かせられ、腐る前に加熱することで食料の延命ができる。
これらの点と自分の24時間の行動範囲を考慮し、今回の「常用持ち出し袋」を作った。


浄水器セイシェルサバイバルプラスを選択。

これまで使っていたサーモスのボトルから変更し、こいつを日常生活の中で使うことにした。
都市での災害時、自然多き森の中の川から水を得られるとは想定できないため、菌、バクテリア、ウイルスのほか、農薬や重金属をろ過できるものとした。
そして、結果的にこの「常用持ち出し袋」はブッシュクラフトにおけるスーパーミニマムな装備となった。
前回、ミニマム装備であるベルトセットを紹介したが、変な話、今回の「常用持ち出し袋」+クッカー+タープがあれば夏のブッシュクラフトは十分に堪能できるのではと思っている。

 

結びに、自分は、災害発生時、自分のことはさておき、災害対応が求めらる職種のため、この「常用持ち出し袋」を家に配備し、出勤や外出時には次のセットを持ち歩くことで生き延びるための準備をすることにした。

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